賃貸マンション・賃貸アパートで損をしないために

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前家賃

賃貸マンションや賃貸アパートで、賃貸借契約を締結した場合には、その時点で、物件が建築済みの場合は、賃料が発生することになります。前家賃とは、入居を開始する月の家賃(管理料を含みます)をいいます。この場合、たとえば、1月15日に契約とともに入居する場合には、1月の残りの日数分を日割り計算した金額と2月分が、前家賃となります。家賃は前払いが慣例になっているためです。つまり、入居した分を支払うのではなく、前もって入居する予定分を支払うところから、前家賃という言い方がなされています。日割り家賃と翌月家賃を前家賃とする場合には、当初の家賃の支払いは、1ヶ月分を超えることになりますので注意が必要です。思わぬ出費と考える前に、事前にこの関係をつかんでおきましょう。

火災保険料

賃借人による失火などによる損害を担保するために、賃貸借契約時に火災保険契約を結ぶのが通常となっています。火災保険料は、1万〜2万円かかります。なお、契約書に、火災保険料が明記されていない場合には、後に火災保険料を請求されても、法律上の支払い義務はありません。しかし、支払い義務がない、と火災保険をつけていないと、もし失火した場合には、莫大な賠償金を請求されることになる可能性があるために、任意でも火災保険には入っておくべきです。